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The Japan Society of Immunotherapy and Cell Therapy(J-SICT)

 

イベント案内

免疫・細胞治療セミナー 2019
「プレシジョン・メディシン最前線:ゲノム医療、腸内細菌、そして免疫」

会長挨拶

この度、日本免疫・細胞治療学会主催 免疫・細胞治療セミナー2019を、平成31年6月15日(土)、株式会社シード・プランニング セミナールーム(東京都文京区)にて開催する運びとなりました。本セミナーの会長を務めます理事長の岡本正人でございます。このような大役に御指名いただき大変光栄に存じます。会員の先生方には心より御礼を申し上げます。

 本学会は、平成27年度、一般社団法人イノベイティブ セルセラピー研究会から移行する形で、一般社団法人日本免疫・細胞治療学会(J-SICT: The Japan Society of Immunotherapy and Cell Therapy)として発足致しました。「免疫・細胞療法のイノベーションに貢献」し、がん免疫療法および再生・細胞治療の基礎研究ならびに実用化を推進するために、各種医療に貢献する研究者・医療者が集う場として活動しております。

 近年のがん免疫療法の進歩は目を見張るものがあります。その中でも、免疫チェックポイント阻害薬の登場は、国内外のがん治療のコンセプトを大きく転換させました。いわゆる「パラダイムシフト」と呼ばれるもので、科学的根拠の乏しかったがん免疫療法において「免疫療法が、がん患者にbenefitをもたらす」事が科学的に証明されたことは極めて重要であったと考えられます。しかしながら、免疫チェックポイント阻害薬も万能ではありません。治療効果を示す患者はおよそ20%程度と考えられています。治療効果を向上させるためには、1)効果を示す患者と効果が現れない患者を選別する事、そして、2)効果が現れない患者に対する対処法(どのような併用療法を行うか)を明らかにする事が必要です。すなわち、Precision Medicine(精密医療)、Personalized Medicine(個別化医療)の確立が急務であります。

 ゲノム情報は体をつくるための「設計図」であり、これを網羅的に解析する事により、患者の状態を精密に把握し、正確な診断と治療につながります。がん治療において免疫反応が極めて重要であることは既に多くの研究者・臨床家の知るところですが、ゲノム解析により、がん細胞の抗原性や免疫状態も把握できます。最近話題のネオアンチゲンもこの中の一つです。また、近年の研究成果より、腸内細菌の状態が免疫機能に大きな影響を与え、様々な疾患の原因となっていることや、がん治療効果においても非常に重要である事も明らかになってきました。腸内細菌の状態を知り、これを正常化させて免疫状態をよくする事もPrecision Medicineの中の重要なパーツであると考えられます。

 これまで本学会では毎年6月に学術セミナー、12月に学術総会を行ってまいりました。今年のセミナーでは、この時期だからこそ、上記の如く「プレシジョン・メディシン最前線:ゲノム医療、腸内細菌、そして免疫」をテーマとさせて頂き、名実ともにゲノム解析のトップランナーである東海大学名誉教授の猪子英俊先生に【特別講演】をお願いしました。猪子先生の膨大な研究成果と今後のゲノム医療の展望等のお話しを聞かせて頂ける事に関して、私も今からワクワク感を抑えられません。さらに【最先端医療セミナー】と題しまして、腸内細菌研究の第一人者であり、まさに最前線の腸内細菌療法・便移植療法の臨床応用を積極的に進められている順天堂大学医学部消化器内科学講座准教授の石川大先生に、最新の腸内細菌研究・便移植療法のデータをご紹介頂きます。その他、実地医療や臨床研究としてがんの複合免疫療法を行い、患者の免疫状態と治療効果との関係なども解析し、積極的に個別化免疫療法を進めておられる先生方の【シンポジウム】や、企業PRセッション等も取り揃え、大変魅力的なラインナップになっていると自負しております。

 個別的医療やがん免疫療法を既に行っていらっしゃる先生のみならず、少しでもPrecision Medicineやがん免疫に御興味を持って頂いている方々に、必ずや有意義な学びと活発な議論の場になると考えております。がん免疫療法=チェックポイント阻害剤の時代から、まさに【プレシジョン・メディシン最前線】を実感されるのではないでしょうか。 皆様の御参加を心よりお待ち致しております。

免疫・細胞治療セミナー2019
会長 岡本 正人
(一般社団法人日本免疫・細胞治療学会 理事長)



開催概要

免疫・細胞セミナー2019
「プレシジョン・メディシン最前線:ゲノム医療、腸内細菌、そして免疫」


日  程:2019年6月15日(土)
     (12:30開場 13:00開演、18:00閉会)
会  場:株式会社シード・プランニング
     (千代田線湯島駅徒歩3分、御茶ノ水駅徒歩10分)
     東京都文京区湯島3丁目19番11号 湯島ファーストビル 4F
主  催:一般社団法人日本免疫・細胞治療学会
協  賛:医療機関・企業等
事 務 局:セミナー2019運営事務局
参 加 費:5,000円/会員(医師・一般)   3,000円/会員(コメディカル)
     10,000円/非会員(医師・一般) 6,000円/非会員(コメディカル)
なお、演題等は決定次第に順次掲示いたします。よろしくお願いいたします。
問合せ先:一般社団法人 日本免疫・細胞治療学会事務局
事務局準備室
Mail: info@j-sict.jp

プログラム(予定)
 ※医療機関・企業等
13:00-13:30  【開会挨拶】【オープニング・リマーク】
演題:「プレシジョン・メディシンの確立と免疫の役割」
岡本 正人 (免疫細胞治療セミナー2019会長、日本免疫・細胞治療学会 理事長)
13:30-14:45  【企業・施設セッション】
1:ノーベルファーマ株式会社
講師:導入推進本部長 フェロー 中尾 健一郎
2:宇都宮セントラルクリニック
講師:医学物理士 新木 佳友
3:タヒボ e株式会社
講師:代表取締役 岩崎 正昭
4:HMTバイオメディカル株式会社
講師:代表取締役 橋爪 克仁
5:株式会社日本漢方新薬
講師:副社長 丁 偉
【座長:下平 滋隆 先生(金沢医科大学再生医療学 主任教授・
金沢医科大学病院再生医療センター 副センター長、信州大学医学部附属病院 特任教授)】
14:45-15:00  【休憩】
15:00-15:45  【シンポジウム】
「免疫細胞療法・ハイパーサーミア・低用量化学療法の併用による免疫複合療法の治療効果」
照沼 裕(医療法人社団 健貢会 東京クリニック 副院長)
【座長:小笠原正浩(札幌北楡病院 免疫細胞治療センター センター長・内科部長)】
15:45-16:45  【最先端医療セミナー】
演題:「腸内細菌叢(便移植)と免疫(仮)」
石川 大(順天堂大学医学部 消化器内科学講座 准教授、メタジェン株式会社 取締役)
【座長:米満 吉和(九州大学大学院薬学研究院 革新的バイオ医薬創成学 教授)】
16:45-17:45  【特別講演】
演題:「ゲノム医療最前線(仮)」
猪子 英俊(東海大学 名誉教授、ジェノダイブファーマ 代表取締役社長)
【座長:岡本 正人(一般社団法人 日本免疫・細胞治療学会 理事長)】
17:45-17:50  【閉会挨拶】
岡本 正人 (免疫細胞治療セミナー2019会長、日本免疫・細胞治療学会 理事長)
17:50-18:00  【第8回総会ご案内】
第8回 日本免疫・細胞治療学会学術総会のご案内
次期会長 長井 一浩 (長崎大学病院 細胞療法部 准教授)

参加方法

貴社(団体)名、部署名、受講者名、ご住所、メールアドレス、TELをご記載の上、
以下のボタンからお申込みください。

 

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Mail: info@j-sict.jp